幅広い裾野を持つアパレル業界
アパレル(apparel)とは、英語で「衣服・衣装・服装」といった身につける衣類全体のことをさす言葉です。
私達が普段「アパレル」といいう言葉を使うときには、一般的には洋服を取り扱うお店のことをさしていることが多くなっています。
ですが本来的な意味で言えば、アパレル業界とは小売をする販売店のことだけではなく、衣類のデザインから製造、広告や企画などを行う産業全体のことをいっています。
ただ同じ衣類を作るにしても、例えば個人から依頼を受けて寸法などをとりオーダーメードで洋服を製作するというよりは、予めできているデザインの既製服を販売する産業のことのほうが「アパレル」という言葉としてはしっくりくるようです。
日本ではユニクロを代表するファストファッションブランドが数多く存在していますが、それら量販系の服飾販売企業こそが今日本のファション業界を動かす大きな影響力を持つ業界になっています。
街をあるけばショーウィンドウには新しい流行の洋服がずらりと並んでいますが、それらの華やかさを作り出しているのはアパレル業界全体の流れのたまものなのです。
アパレル業界で働くということ
私(管理人)は現役でそんなアパレル業界に身をおく業界人の一人です。
この世界に飛び込んで既に何年も立ちますが、その間には決してとどまることなく何度も流行の入れ替わりがありました。
ファッションに興味を持つ人なら雑誌やネットなどのメディアを通じて常にファッションの動向には気を配っているかと思いますが、実際に業界内で働いているとそんな流行の流れを肌で直接感じることができます。
人気のブランド品を自分のお店で取り扱いそれをお客さんに進めていくという仕事は大変やりがいがあり、自分自身の興味とマッチしていることもあり楽しく毎日を過ごしているところです。
もちろん仕事ですからそう楽しいことばかりではなく、時にはつらいことや大変だと感じることもありますが、それでも毎日のように感じる流行の波の中にいるという感覚は他の業界ではそうそう味わえない貴重なものと思っています。
毎日が勉強の日々であり、それだけに新鮮な気持ちを失わずに前向きに仕事をしていくことができるのです。
これからアパレル業界を目指すという人へ
このサイトでは、現役アパレルショップの店員として働いている管理人が、仕事をしている中で勉強したことや、アパレル業界で求められている知識といったことについて個人的な見解を含めつつまとめていきます。
普段はお客としてお店を訪れる人からは見えないような努力があったりもあるので、そうした部分も含めてアパレルの仕事を詳しく紹介していければよいかと思います。
また毎日の服選びに悩む人に、ちょっとした工夫で似合う服を見つけられるコツのようなものも合わせて紹介していくので、おしゃれに興味がある人や自分に似合う服に悩む人にもぜひ参考にしてもらいたいです。