色選びはファッションの最重要項目
ファッションを選ぶときのコツはたくさんありますが、中でも重要度が高いのはやはり使用をしている色です。
色は見る人の心理にかなり大きな影響を与えるものとして知られており、ファッション以外にもたくさんの産業でそのしくみは利用されています。
ファッションでは毎年一定の時期に「流行色」が発表されますが、服の種類そのものだけでなくそれが何色であるかということもまたおしゃれな着こなしができるかの重要なポイントです。
またよく「自分でコーディネートをすると何か悪いような気がする」という悩みを持つ人などにありがちなのが、来ている服一つ一つではなくいくつか合わさったときの色のバランスがうまくできていないということです。
せっかくお気に入りのジャケットやブラウスなどがあっても、それをうまく色として配置をしていかなければ魅力も半減してしまいます。
ファッションセンスをより洗練させたいという人こそ、まずは色の基本的な構造を勉強していくことが大切となります。
自分に似合う色を見つける
人にはそれぞれ異なる顔立ちや肌の色があるので、そこに似合う色というものも必然的に異なってきます。
女性では化粧品を選ぶときにファンデーションの色を見ていきますが、このとき自分の肌色に合っていないものを塗ってしまうと、なんとなく違和感ができてしまいうまくまとめることができません。
肌の色だけでなく、目鼻の大きさや髪の毛の色や量などにより似合う色というものは異なってくるので、まずは自分のパーソナルカラーとなる色は何かということをチェックしてみて、そこからどんな色をベースにすると一番無難にまとまるかということを調べてみましょう。
自分に似合う色が見つかるとファッション選びもぐっと楽になりますし、何よりそこに合わせる色をどうするかで印象をがらりと変えることができるという高等テクニックを身につけることができます。
服の色選びで失敗しないコツ
とはいえ、いくつかの服を合わせて着ていくときにはなかなか完璧な合わせ方は難しいものです。
せっかく買った服も合わせるほかの服がないのでタンスに眠ったまま、なんてこともよくある話です。
そこで服選びで色の失敗をなくすためには、必ず他の服と合わせてチェックをするのがコツになります。
試着をするときにはサイズだけを試着室内で合わせるのではなく、着た後に試着室の外で全体のバランスを合わせてみるようにします。
自宅に合わせたい他の服があるというときには、別の似たような色のものをその服に乗せて色彩をチェックしたりするということも重要です。
それと自分の主観だけではどうしても「好き」「嫌い」で似合うかどうかの判断がうまくできなかったりするので、お店の人や一緒に行く友人などから客観的なアドバイスを受けるということも、服選びで失敗を減らすためには大切です。