ファッションセンスを磨こう

洋服

ファッションに必要なセンスとは

街歩きをしているとき、目の前にとてもおしゃれな人が見えるとついつい目で追ってしまったりしますよね。

おしゃれな着こなしをしている人は男性にも女性にもいますが、そうした人は特に何かものすごい持ち物を持っていたり奇抜な飾りをつけているというわけでもないのに、どこか人を惹きつけるものを持っていたりします。

反対におしゃれにしようとしているという気持ちはなんとなくわかるけれども、どこか垢抜けないというか明らかに失敗気味だというふうに思えてしまうような服装をしている人もまた町中ではよく見かけます。

そうしたおしゃれの成功・失敗はどこに境目があるかというのはなかなか難しいところですが、最も大きな原因となっているのはその人が持っている根本的な美的センスであるように思います。

「美的センス」なんて言葉でまとめてしまうと、その人が生まれ持ったものであとからはどうしようもないことであるかのようですがそんなことはありません。

私自身アパレル業界に就職する前までは決して人より秀でた美的センスがあるとは言いがたい人間でした。

ですが自分なりにいろいろと勉強していくうち、そこそこのレベルまでならセンスは磨いていくことができるということがわかったのです。

よいものをたくさん見るということ

美的センスを磨くために一番の方法となるのが、とにかく「よいものを見る」ということです。

ファッションというとよく引き合いに出されるのが、ファッションの本場フランス・パリやイタリア各都市で見かける人の服装のセンスです。

ヨーロッパ旅行に出かけたことがある人ならわかってもらえるでしょうが、そうしたファッション発信地では街を歩くごく普通の人でも大変オシャレであり、「おじさんなのにすごくカッコイイ!」というような感動を何度も味わったりします。

これはやはり街全体がおしゃれであることで、それを毎日目にする人のセンスが自然と培われていくという環境的な要因が多いことが理由となっているようです。

東京などでもおしゃれな人はたくさんいますが、残念ながらそうしたファッション発信地に比べるとまだまだオシャレ度はかなり低いというのが正直な感想です。

これからおしゃれなファッションセンスを磨きたいと思う人なら、まずは素敵な服装をしているよい見本をたくさん見つけて、そうした人の真似が自然にできるようになるのがよいでしょう。

洋服だけでなく、美術品や建物など「美しい」「カッコイイ」と感じるものをたくさん見つけていくこともまた間接的ですがファッションセンスを磨くための一助になっていきます。

プロの意見を聞くのもよい方法

とはいえ、それまで全くファッションに興味がなかったような人がいきなりカッコイイ見本を探そうとしてもそう簡単に見つけることはできませんよね。

そんなときは思い切って本格的なファッションブランドのお店に入り、そこで店員さんのアドバイスを受けてみるというのがおすすめです。

ブランドショップの中には「コーディネート教室」としてその人の体系や肌の色などからより似合う洋服を提案してくれるサービスを行っているところもあります。

女性の場合には本屋さんにたくさんの女性向けファッション誌があるので、まず自分が好感の持てる女優さんやモデルさんが表紙になっている雑誌をいくつか購入して隅々まで見てみるのがよい方法です。

そうして気に入った服の系統を見つけたら、「似合わないかも」とは思わずとにかく思い切って着てみるということも大事です。

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